ピーちゃんの骨折
骨折してしまった翌日、朝一番で病院へ!
といっても、鳥専門の病院ではなく、田園調布動物病院に連れて行くことにしました。
ピーが骨折した!?となったときから、ここに連れて行こうと決めていました。
この理由はまた今度。
ピーの小さいキャリーを毛布で包み、明るく行ってきますと言ったつもりが、私の様子がおかしかったらしくムーもディタもとても不安そう。。。
ピーちゃんは、もっともっと不安だっただろうな。
しっかりしないといけないのに、気持ちが落ち着かず、30分ほどの病院までの道のりで汗だくになってしまった、、、
病院についてピーちゃんを見ると、意外と落ち着いてる。
もしかして骨折じゃなくて脱臼とか捻挫だったらいいな…なんて思ったのもつかの間。
診察台のピーは、さっきよりあきらかにしんどそう。
先生にもなんかちょっとやな感じですよねと言われてしまうくらい、辛そうな表情で、体もぐったり。
レントゲンを撮りたいんだけど、様子を見ながらゆっくりやるので待合でお待ちくださいと言われ…10分…15分…..全然出てこない。
ものすごく嫌な予感がして、待ってる時間がとてもとても長く感じました。
呼ばれて行くと本当に疲れた様子のピー。
かわいそうでたまりませんでした。
レントゲン写真を見せてもらうと、脛の骨が完全に折れていました。
先生が言うには、きれいに折れているからテーピングもしやすいし、内出血もなくてよかったとのこと。
それは不幸中の幸いだったけど、当のピーはぐったり。。。
今後の処置の方法は、ギプスを巻くか、足にピンを入れるか。
ピンを入れるなら違う病院にかかることになってしまうと言われ、そもそもピンを入れるなんて今のピーには無理だと思ったので、ギプスを巻いてもらうことに。
一度、酸素室に入れて安定させてから処置をしたいとのことで、5時間ほど預けることになりました。
そんなに長い時間、病院にひとりにするなんて。。。でも、このまま処置してもらうのは余計に負担がかかりそう。
ピーのことは先生にお願いして、一旦家に帰ることになりました。
病院を出た瞬間、預けたことを後悔。。。
やっぱり連れて帰りますと言いに戻ろうか、でも連れて帰って余計に悪くなってしまったら?
それに連れて帰って私がギプスを巻けるわけでもない…
頭の中がぐるぐるしたまま、後ろ髪を思いっきり引かれながら…結局、帰りの電車に乗りました。
もうまさに、心ここに在らず。
家に帰ると、ものすごく不安定になってしまったムーちゃんと、ディタが待っていました。
ふたりとも大騒ぎで私を迎えてくれました。
私がピーを連れて帰らなかったこと、とても不思議でとても嫌だったと思います。とくにムーちゃんはピーと離れたことがないのです。
ピーのことで頭がいっぱいでしたが、いまはこっちと向き合わなくては。
心配ないよと説明し、ふたりを落ち着かせたら自分も落ち着きました。
いつもそうやって助けてもらってるんだよね。
待っててくれてありがとう。
家にムーをひとりきりにするのは心配でしたが、お互いの気分転換のためディタを連れて散歩に行きました。
とにかく本心はピーが心配でたまらない、でもムーもディタもちゃんと見てあげないといけない。。。でもね、散歩に出かけてる時はディタとだけ向き合って、帰ったらムーちゃんと。病院に行ったらピーちゃん。
旦那さんに言われて、そうしたらいいんだと心が落ち着きました。
。。。つづく