虹の橋
ポケラに会いたかったな。
そして、ちもに会いたい。ポトにも会いたい。
ずっとずっと、毎日会いたい。
会ったときは何を話そう…?
さみしいね。。。
天国に行く、その前の、「虹の橋」のお話。。。知ってますか?
天国に続く道の少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる人と愛しあっていた動物たちは、死を迎えると虹の橋へと向かいます。
そこには草地や丘があり、緑がいっぱいで、いつも暖かく気持ちの良い陽気がみなぎっています。
いつも食べ物と水があり、彼らはみんなで走り回って遊び、そして疲れたら「天国への樹」と呼ばれる木の下で休むのです。
病気をしていた者も、歳をとった者も、元気いっぱいの姿に戻り、傷ついて動かなくなった手足さえ、元通り。
かつての地上での良き日と思い出が夢のようによみがえってきます。
虹の橋では、みんな満ち足りた気分で幸せに暮らしているのだけれど、気がかりなことがひとつだけありました。
それは自分にとって愛する人が、ここにいないという寂しさでした。
そんなある日のこと。
動物たちがいつものように元気に遊んでいました。
ふいに、一匹が立ち止まり、遠くを見つめます。
瞳は、キラキラと輝き、からだは喜びに震えはじめます。
突然、その子は仲間達を後にして、緑の草原を駆け出しました。
あなたを見つけたのです。
早く、早く、急げ、急げ!
虹の橋で再会した二人は固く抱きあいます。
懐かしいキスがあなたの顔に降り注ぎ、あなたは、あの頃と同じように優しく頭をなでながら、我が子の瞳を見つめ返すのです。
あなたを信じ切って見つめてくる、まっすぐな瞳。
別れたあの日から、ずっとずっと片時も忘れることのなかった愛しいその瞳を。
それから二人は一緒に、天国へと架かる「虹の橋」を渡っていくのです。
もう二度と、離れることはありません。
このお話を初めて読んだのは、ずっと前。
まだ、おチビの誰とも出会っていないときでした。
それでも、涙がポロポロ。
そして、お別れがあるたびに、このお話を密かに思い出して、涙がボロボロ。。。
これを読んでどう思うか・・・人それぞれだと思います。
私も、こういうことばかり、考えて過ごしている訳ではないんだけど。
でも、いい話だなって、、、そうだったらいいなって、思うんです。
さみしいブログにはしたくありません。
みんなとの思い出も、さみしいものにはしたくないです。
そのためには前を向かないといけないし、前を向くために、こういうお話を読んでみたり、わざわざ悲しい歌を聴いて、思いっきり泣いてみたり・・・どんな方法でも、自分のやり方で。
それに、泣いて、気持ちをスッキリさせるのはとてもいいことだと思います。
昔、テレビで見たんだけど、、、実際、涙は枯れるんだって!
だから、枯れるまで、ひたすら泣くのです。
最後の方はもう疲れちゃって、何のことで泣いてるのかさえ、、、わからないくらい。
いなくなってしまったことを、考えない日はありません。
一緒に過ごしたことを、思い出さない日はありません。
今の毎日を大切に、幸せに過ごしていれば、自然とまたみんなに会える日が来るのかな。
このお話みたいに。
そう信じたいです。